「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 携帯端末向け動画コンテンツ製作用エンコーダーとしてDolby Media Generator(ドルビーメディアジェネレーター)が採用。ドルビーモバイル搭載携帯端末で迫力のライブ・パフォーマンスを5.1chサラウンドで体験可能に
2010年3月12日 東京発
ドルビーラボラトリーズ(以下ドルビー)の日本法人ドルビージャパン株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 漆山正幸)は、株式会社フロントメディア(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 高橋利樹)が3月13日よりNTTドコモのiモード動画サービス向けに独占配信する「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」にドルビーのモバイルコンテンツ向けエンコードツールである「Dolby Media Generator」が採用されたことを発表しました。
Dolby Media Generatorは、ドルビーの高度なオーディオ解析エンジンを駆使し、低ビットレートでありながらモバイルでの再生環境で最良の音響効果を出すよう設計されています。Dolby Media Generatorは5.1chサラウンドコンテンツに対応し、ドルビーモバイル搭載携帯端末で最適なサラウンド再生効果が得られるサラウンドミックスを行うことにより、リッチで卓越したエンタテインメントコンテンツをモバイルユーザーに配信します。(ドルビーモバイル非搭載携帯端末では、通常ステレオ再生)
また、オーディオ解析結果を用いて、次期ドルビーモバイル用メタデータを付加することが可能になり、ドルビーモバイルの持つ各種パラメーターを自動調整できるようになります。
ドルビージャパン、モバイル担当マーケティングマネージャー鬼沢和広は、以下のように述べています。「5.1chで制作された『マイケル・ジャクソン THIS IS IT 』をDolby Media Generator でエンコードし、ドルビーモバイル搭載端末で再生することにより、マイケル・ジャクソンのブレス、ステージ上の緊張感、ミュージッククリップに籠められたサラウンド感を余すことなく再現できます」
ドルビーモバイルは、シャープ、富士通、LG(※2010年3月現在)の携帯端末に搭載されており、今後も拡充するDolby Media Generatorでエンコードされたコンテンツと組み合わせることで、端末側、コンテンツ側での高音質なドルビーのサラウンドが再生可能になります。ドルビーが提案するモバイル・エンタテインメントでのよりリッチな体験をモバイルユーザーに提供します。
Dolby Media Generatorはソフトウエアで提供され、制作現場の幅広いシステムに対応できるよう、Windows版(XP、Vista、Server 2003)、Linux版(Ubuntu、Debian)のバージョンが用意されており、コンテンツプロバイダーが配信する音楽コンテンツなどのさまざまなオーディオフォーマットに対応しています。
Dolby Media Generatorの主な機能
サラウンド用機能:
マルチチャンネル素材のサラウンドダウンミックス(Dolby Pro Logic IIエンコード)機能
2チャンネル素材からのアップミックス機能
ドルビーモバイル用メタデータ付加機能
サウンドスペースエキスパンダー
ナチュラルベース
グラフィックEQ
サウンドレベルコントローラー
オーディオ解析・修復機能:
オーディオ素材の位相解析と修正機能
オーディオ素材に含まれるノイズ解析とアラート機能
オーディオ素材のチャンネル数解析と、モノ信号からのステレオ信号へのアップミックス機能
エンコード機能:
Dolby Pulse (ドルビーパルス)
HE-AAC v1/v2
AAC
MP3
ドルビーラボラトリーズについて
ドルビーラボラトリーズ(NYSE:DLB)は最先端のエンターテイメント体験を実現する技術を提供する世界的リーダーです。1965年の設立以来、ドルビーは高品質オーディオとサラウンド音声を確立し、映画、ホームエンターテイメント、モバイルの各分野においてより豊かなエンターテイメント体験を提供してきました。ドルビーラボラトリーズまたはドルビーの技術に関する詳細はこちらをご参照ください