社外取締役
ピーター・ゴッチャー(Peter Gotcher)、取締役会長
ピーター・ゴッチャーは、2003年からドルビー取締役会のメンバーに加わり、2009年3月1日付けで取締役会の取締役会長の職に就任しました。取締役会でリーダーシップを発揮するほか、ピーターは、ドルビーの従来の市場および新しいメディアにおける広い経験を生かし、取締役会および経営最高責任者(CEO)に有益な見通しを助言しています。
ピーターは、デジタルメディアテクノロジー企業を中心に投資を行う独立した投資家です。 1999年から2003年まで、シリコンバレーのベンチャーキャピタル共同経営会社であるRedpoint Venturesとベンチャーパートナーでもありました。 1997年から1999年までは、Institutional Venture Partnersで同じ職務に就いていました。 14社の株式公開会社および株式非公開会社の取締役会のメンバーを務め、ドルビーでの役職のほか、現在、Pandora、Line6、Dash Navigation、およびTopspin Media(ここでは会長兼共同創立者)のディレクターを務めています。 ピーターは、バークリー音楽大学の評議会のメンバーでもあります。
ピーターは、1984年にデジデザインを設立し、社長、CEO、会長を歴任して、1993年12月に同社の新規株式公開を果たしました。その後、1995年1月にAvid Technologyと合併し、1996年5月までデジデザインのゼネラルマネージャー、およびAvidの取締役副社長を務めました。以前、ドルビーラボラトリーズで働いていたことがあり、カリフォルニア大学バークレー校で学士号を取得しています。
デイビッド・ドルビー(David Dolby)
デイビッド・ドルビーは2011年にドルビーの取締役会メンバーとなりました。それ以前は、ドルビー社の戦略パートナーシップ担当マネージャーを務めており、ドルビーの戦略パートナーシップのマネジメント、インターネットにおけるメディア エンコード処理、配信、再生に関する技術規格の策定に携わってきました。また、USB(Universal Serial Bus)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、DECE(Digital Entertainment Content Ecosystem)、BDA(Blu-ray Disc Association)などのさまざまな国際標準化団体の技術ワーキンググループやビジネスワーキンググループに、ドルビーを代表して参加してきました。
ドルビー社入社前は、音楽や映画向けの高性能サーバーシステムに重点を置いているKaleidescape, Inc.、また、ルート制御ソフトウェアを開発したNetVMG(後にITインフラストラクチャサービスプロバイダーであるInternapが買収)に在籍していました。Perseus Group(現GCA Savvian)在籍時には、テクノロジー分野を専門とする投資銀行業務アナリストとして勤務していました。また、エンジニアリング企業Bechtel and Poe & Associatesにも在籍していました。また、自身でも、自家用機リース事業のベンチャーを立ち上げ経営に携わった経験もあり、複数の非公開企業の投資家でもあります。
デイビッド・ドルビーは、デューク大学で土木工学専攻の学士号、スタンフォード大学でMBAを取得しています。
ニコラス・ドナティエロ Jr.(Nicholas Donatiello, Jr.)
ニコラス・ドナティエロは、1993年9月からOdyssey Ventures, Inc.の社長兼CEOを務めています。Odyssey創立以前は、米国上院議員ビル・ブラッドリーの報道担当官兼選挙運動マネージャーを、また、McKinsey & Companyでコンサルタントを務めていました。
ニコラス・ドナティエロは、Capital Research and Managementが管理する3つの米国ファンドのディレクターです。 また、United Onlineの全額出資子会社であるClassmates Media Corporation、その他の複数の株式非公開会社のディレクターでもあります。 さらに、2006年から2008年までNorthern California Public Broadcasting, Inc.の取締役会長を務めました。ニコラス・ドナティエロは、プリンストン大学のシステム工学の学士号、およびスタンフォード大学の経営学修士号を取得しています。
テッド・W.・ホール(Ted W. Hall)
テッド・W.・ホールは、テクノロジー関連ビジネス、プロフェッショナルサービス、ファイナンシャルサービス、および天然資源の分野における広範な経営とコンサルティングの経験を持つ事業家であり、ビジネスリーダーです。
世界有数のコンサルティング会社であるMcKinsey & Companyのリーダー兼オペレーティングマネージャーを27年以上務めました。 McKinseyの取締役会にあたるMcKinsey株主委員会の選出メンバーを12年間務めています。
Long Meadow Ranchのゼネラルパートナー、およびナパバレーにある関連のLong MeadowRanch Wineryの社長でもあり、音楽制作および配給専門の会社である Tambourine, Inc. の会長も務めています。 また、自身が所有するコンサルティング会社のMayacamas Associatesの常務です。 上質なワインの世界的な生産者であるRobert Mondavi Corporationの前取締役会長でもあります。 スタンフォードビジネススクールの諮問委員会およびサンフランシスコシンフォニーなど、多岐にわたる教育団体や市民団体の理事会の役員を務めています。 元プロのトロンボーン奏者でありレコードプロデューサでもあり、National Academy of Recording Arts & Sciencesのメンバーです。 テッド・W.・ホールは、プリンストン大学の電気工学の理工学士号、およびスタンフォード大学の経営学修士号を取得しています。
N.W. (ビル) ジャスパー Jr.(N.W. (Bill) Jasper, Jr.)
ビル・ジャスパーは、2009年3月の退職までドルビーラボラトリーズのCEO兼社長を務めました。1979年に財務/管理担当、副社長としてドルビーに加わり、1983年にドルビーの社長に指名されました。小さいテクノロジー革新に始まり、会社の発展を通じて国際的なエンタテインメントテクノロジーリーダーに至るまで会社を先頭に立って率いてきました。 長年にわたって会社の指揮をとり、アナログからデジタル、音楽から映画、カセットからDVD、オーディオのみからオーディオとビデオといったテクノロジーの転換を行いました。
ビル・ジャスパーは、Audio Engineering Society (AES)およびSociety of Motion Picture and Television Engineers (SMPTE)のメンバーであり、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の全州代表のメンバーでもあります。
ビル・ジャスパーは、スタンフォード大学の産業工学の学士号、およびカリフォルニア大学バークレー校の財政学の経営学修士号を取得しています。
サンフォード・R.・ロバートソン(Sanford R. Robertson)
サンフォード・R.・ロバートソンは、世界最大のテクノロジー企業買収ファンドであるFrancisco Partnersの代表です。 テクノロジービジネスおよびテクノロジー関連ビジネスの体系化された投資に焦点を置くFrancisco Partnersは、テクノロジー企業買収の未公開株式の分野におけるパイオニアです。
Francisco Partners設立以前は、1978年に組織された主要なテクノロジー投資銀行であるRobertson, Stephens & Co.の創立者であり会長でもありました。1998年にBankBostonに売却後は、アクティブなテクノロジー投資家であり、数社のテクノロジー企業のアドバイザーを務めています。 また、Robertson、Colman、後にMontgomery Securitiesに社名変更したSiebel & Weisel、また別の著名なテクノロジー投資銀行の創立者でもありました。 サンフォード・R.・ロバートソンは、1960年代後半に米国西海岸のテクノロジー銀行業務を産業として立ち上げたパイオニアのひとりでした。現在でもその業界で最も著名な関係者の1人です。 Com Corporation、America Online, Inc.、Applied Materials, Inc.、Ascend Communications Inc.、デル、E*Trade Securities, Inc.、Siebel Systems, Inc.、およびサン・マイクロシステムズなど、キャリア全体で500社を超えるテクノロジー企業の成長にかかわり、重要な融資業務を行ってきました。現在、Pain Therapeuticsおよびsalesforce.comの取締役会の役員を務めています。
サンフォード・R.・ロバートソンは、ミシガン大学の経営学士号と修士号の両方を好成績で取得しています。
ロジャー・S.・シボニ(Roger S. Siboni)
ロジャー・S.・シボニは、インテリジェントなカスタマーインタラクションソフトウェアの優れたプロバイダーであるEpiphany, Inc.の会長であり、前CEOです。
Epiphany入社前は、90億ドル、85,000人の従業員が働く世界規模の会計とコンサルティング組織であるKPMG Peat Marwickの副委員長および最高経営執行者(COO)を務めていました。 COOとして、過去最高の収入と収益率を2年連続して達成しました。 副委員長に就任する前は、KPMGのテクノロジー事業の代表として、リーダーシップをとった4年の間にこの事業を250パーセントを超えて成長させました。
現在、ケイデンス・デザイン・システムズおよびFileNet Corporationの取締役会の役員を勤めています。 以前は、Macromedia、Active Software、Pivotal Software、およびCorio Systemsの取締役会の役員を務めていました。 また、セントラルパーク管理委員会、サンフランシスコアジア美術館、およびSan Francisco Exploratoriumの役員も務めています。 カリフォルニア大学バークレー校を卒業したロジャー・S.・シボニは、カリフォルニア大学バークレー校のWalter A. Hass School of Businessの諮問委員会の会長を過去に務めていました。
アビー・テバニアン Jr.(Avadis Tevanian, Jr.)
アビー・テバニアンは、Apple Computerの前ソフトウェア最高技術責任者(CTO)です。 ソフトウェアCTOとして、Appleのソフトウェアテクノロジーの企業規模での方針策定に尽力しました。 ソフトウェアCTOとして在任する以前は、Appleでソフトウェア担当の上席副社長を務めており、Appleが1997年にNeXTを買収した時にその職に就きました。
ソフトウェア担当のSVPとして、Mac OS Xの作成を担当するソフトウェアエンジニアリングチームを率い、Appleの経営陣チームの一員としてAppleの転換と現在の成功を導いてきました。 Apple入社前は、NeXTでエンジニアリング担当の副社長を務め、業界で名高いNeXTのエンジニアリング部門の管理を任されていました。 アビー・テバニアンは、カーネギーメロン大学で最初の職に就き、同大学では、Nextstepや現在のOS Xの基となった、Machオペレーティングシステムの主要な設計者およびエンジニアとして従事しました。
アビー・テバニアンは、ロチェスター大学の数学の学士号、およびカーネギーメロン大学のコンピュータサイエンスの修士号および博士号を取得しています。