ドルビーアトモスのスピーカー配置
ドルビーアトモステクノロジーを使用する場合、オーバーヘッドサウンドにはいくつかの選択肢があります。
- 天井スピーカー
- 新しいドルビーアトモス対応スピーカー
- ドルビーアトモス対応のサウンドバー
ドルビーアトモス対応のスピーカーは音を上に向けて出すように設計されています。サウンドは天井に反射して、驚くほどリアルなオーバーヘッドサウンドを再現します。ドルビーアトモス対応スピーカーには次の2つのバージョンがあります。
- 音を前方に出す従来のスピーカーも含む一体型ユニット
- 音を上に向けて出す要素のみを含むアドオンモジュール。現在のスピーカーの上または近くの別の表面上に取り付けます。
アップワードファイアリングスピーカー付きのドルビーアトモス対応サウンドバー
2台のドルビーアトモス対応のスピーカー、モジュール、または天井スピーカーによっても優れた体験が可能ですが、可能であれば4台を推奨します。
この設定は迫力のある体験を提供しますが、可能であれば、ドルビーアトモス対応のスピーカー、モジュール、または天井スピーカーを使用することを推奨します。これによって、さらにリアルなオーバーヘッドサウンドをもっと正確な場所に配置できます。いずれを選択したとしても、ドルビーのガイドでは、体験を最大限に高めるために推奨される配置を説明しています。
ドルビーアトモスの必須レイアウト
5.1.2配置 7.1.2配置
基準となるドルビーアトモス体験
5.1.4配置 7.1.4配置
特に大きな部屋に適した高品質の音響効果
9.1.2配置
ドルビーアトモスのスピーカー配置は、サラウンドサウンドの5.1と7.1の配置に相当します。5.1.2または7.1.2システムでは、2つの天井スピーカーか、ドルビーアトモス対応のスピーカーやモジュールを使用します。5.1.4または7.1.4システムでは、4つの天井スピーカーか、4つのドルビーアトモス対応のスピーカーやモジュールを使用します。9.1.2システムでは、7.1.2の配置に2つのフロントワイドスピーカーを追加します。
天井スピーカーとドルビーアトモス対応スピーカー(またはモジュール)は、同等の性能を発揮します。どちらかのタイプのスピーカーを2つ使用すれば、納得のいく力強い効果が得られますが、ほとんどの部屋では、4つのスピーカーを使用すると、オーディオの移動と正確さについて最適な感覚が得られます。
このガイドに記載されている構成は、具体的に説明することを目的としたものです。天井スピーカーの設置は、天井スピーカーの設置経験がある専門業者に依頼することをお勧めします。