ドルビーDP583フレームシンクロナイザー

ドルビーDP583は、ドルビーE、ドルビーデジタル、PCMオーディオを、放送、ケーブル、衛星などの施設の基準に同期させます。

PCMオーディオだけを扱う従来のオーディオシンクロナイザーとは異なり、ドルビー® DP583フレームシンクロナイザーは、外部(非同期)音源からのドルビーデジタルとドルビーEのビットストリームを、ローカル基準に同期させることができます。 これにより、ドルビーEビットストリームの保護帯域を切り替えや編集用に調整したり、ドルビーEとドルビーデジタルのビットストリームがヘッドエンドやターンアラウンドのシステムを通過するようにして、AV同期の維持を実現できます。

ポストプロダクションシステムにおいても、DP583を使用することにより、基準機能のないデバイス(20ビットDATやハードディスクレコーダーなど)に保存されているドルビーEストリームの再フレーム化が可能になり、VTRやサーバーに記録できます。

DP583はトラッキング遅延と固定遅延のいずれでも最大310msで動作します。ドルビーEでトラッキングする場合、ビデオリファレンス信号がフレーム情報を提供します。PCMでトラッキングする場合、ほとんどのビデオフレームシンクロナイザーと互換性のある標準TTL入力信号を使用できます。 出力クロックは、ビデオブラック基準信号またはAES基準信号のいずれかから得られます。

DP583は、入力されるビットストリームの種類(ドルビーE、ドルビーデジタル、またはPCM)、プログラム構成、本機を通過する時点の遅延が表示されます。 また、後の復旧作業用にフレームの欠落や繰り返しの数をカウントし、ドルビーEやドルビーデジタルのビットストリームで発見されたエラーを記録します。 別個の入力を備えたバックアップ電源により、放送にとって不可欠な経路のフェールセーフ動作を確保できます。

DP583ドルビーフレームシンクロナイザーフロントビュー中
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DP583フロントパネル

表示と制御

2行×16文字の液晶ディスプレイ、制御キー付き

ステータスLED

オーディオ入力ステータス、基準入力ステータス、電源ステータス、障害、エラーを表示

RS-232シリアルリモートコントロールポート

ソフトウェアアップグレード用のミニDIN8ピンメスコネクター

DP583リアパネル

メイン入力

BNCメスコネクター(ループスルー)、不平衡、75Ω、信号レベルはAES-3ID-1995(SMPTE 276M)準拠、外付け75Ω終端が必要

AES基準入力

BNCメスコネクター、75Ω内部終端、信号レベルはAES-3ID-1995(SMPTE 276M)準拠;32、44.1、および48 kHzのサンプリングレートをサポート

ビデオリファレンス入力

BNCメスコネクター(パッシブループスルー);NTSC/PALプログラムまたはブラック信号;信号レベルはSMPTE RP 154-1994準拠、外付け75Ω終端が必要

バイパス入力

BNCメスコネクター、75Ω内部終端、信号レベルはAES-3ID-1995(SMPTE 276M)準拠;バイパスモードでは、終端は切り離され、バイパス入力信号がメイン出力に送信される

メイン出力

BNCメスコネクター、不平衡、75Ω、信号レベルはAES-3ID-1995(SMPTE 276M)準拠

RS-485シリアルリモートコントロールポート

ソフトウェアアップグレード用の9ピンメスDコネクター

ステータスポート

9ピンメスDコネクター、0~5 V TTLレベル;遅延トラッキング用のActive HighレベルのTTL入力信号を含む

電源条件

内蔵電源×2、100–240 VAC、50–60 Hz自動感知、最大10W;中央での電源切替により動作するように設計

寸法および重量

1Uラックマウント: 44×483×324mm(1.75×19×12.75インチ) 正味重量: 2.9 kg(6.3ポンド)

環境条件

動作時: 0°C~50°C(32°F~122°F)、自然対流冷却、相対湿度0%~98%(非結露) –20°C~70°C(–4°F~+158°F)

規制表示

北アメリカ: この装置は、FCC規定パート15およびカナダ産業省ICES-003クラスA要件に従い、クラスAデジタルデバイスに対する制限に適合します。 米国およびカナダのUL規格認定取得済みです。 欧州: この装置は、低電圧指令73/23/EECおよびEMC指令89/336/EECの要件に適合しており、したがってCEマーキングを貼付しています。



 
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