ドルビープロロジックIIzにはドルビープロロジックIIxに搭載された機能や特徴がすべて継承されています。 以下では、従来のドルビープロロジックIIxに実装された機能の概要とドルビープロロジックIIzに追加された機能を紹介します。
ステレオや5.1音源から最大7.1チャンネルを生成
サポートされるデコード:
プロロジックモード
仮想互換モード
音楽モード
映画モード
マトリックスモード
ドルビーデジタルEXモード
ステレオ音源に対してサポートされるアップミックス出力構成:
2 -> 3チャンネル(L、R -> L、C、R)
2 -> 4チャンネル(L、R -> L、R、Ls、Rs)
2 -> 5.1チャンネル(L、R -> L、C、R、Ls、Rs)
2 -> 6.1チャンネル(L、R -> L、C、R、Ls、Rs、Cs)
2 -> 7.1チャンネル(L、R -> L、C、R、Ls、Rs、Lrs、Rrs)
独立LsおよびRsチャンネルを備えた5.1音源に対してサポートされるアップミックス出力構成:
5.1 -> 6.1チャンネル(Ls、Rs -> Ls、Rs、Cs)
5.1 -> 7.1チャンネル(Ls、Rs -> Ls、Rs、Lrs、Rrs)
上記の特徴により、ドルビープロロジックIIxでさまざまな音源から真のサラウンドサウンドを体験できるようになります。 既存のドルビープロロジックIIxデコーダでは、音声が水平位置から出力されていましたが、ドルビープロロジックIIzの拡張により、ドルビープロロジックIIxで高さチャンネル出力が可能になり、空間の広がりが大幅に向上します。
すでに挙げた特徴に加えて、高さの拡張により、次の新しい機能と構成を実現します:
ステレオ、5.1および7.1チャンネルの音源から、高さチャンネルを含む最大9.1チャンネルの音声を生成
ステレオ音源に対してサポートされるアップミックス出力構成:
2 -> 7.1高さチャンネル(L、R -> L、C、R、Ls、Rs、Lvh、Rvh)
2 -> 9.1チャンネル(L、R -> L、C、R、Ls、Rs、Lrs、Rrs、Lvh、Rvh)
独立LsおよびRsチャンネルを備えた5.1音源に対してサポートされるアップミックス出力構成:
5.1 -> 7.1高さチャンネル(Ls、Rs -> Ls、Rs、Lvh、Rvh)
5.1 -> 9.1(Ls、Rs -> Ls、Rs、Lrs、Rrs、Lvh、Rvh)
注: 5.1チャンネル音源では、ドルビープロロジックIIzの高さ拡張機能をLsおよびRsチャンネルに対してのみ利用できます。L、C、R、LFEチャンネルはバイパスされます。
新しいフォーマット(ブルーレイディスクなど)では、コンテンツがドルビーデジタルプラスおよびドルビーTrueHD音声プログラムの最大7.1ディスクリートチャンネルまで対応しているので、高さ拡張は7.1後方音源をサポートし、次のアップミックス構成を実現します:
7.1後方 -> 7.1高さチャンネル(Ls、Rs、Lrs、Rrs -> Ls、Rs、Lvh、Rvh)
7.1後方 -> 9.1チャンネル(Ls、Rs -> Ls、Rs、Lrs、Rrs、Lvh、Rvh)
注: 7.1チャンネル音源では、ドルビープロロジックIIz高さ拡張機能をLs、Rs、Lrs、Rrsチャンネルでのみ利用できます。L、C、R、LFE チャンネルはバイパスされます。