ドルビーTrueHDで製品の差別化と究極の音質を実現
100%ロスレスの音声符号化技術であるドルビーTrueHDを採用することで、機器メーカーやコンテンツ制作者は、オリジナルの音源と同一のスタジオ・クオリティのサラウンドサウンドを提供することで、競合との差別化を図ることができます。
ホームシアターシステムでは、ケーブル1本で映像と音声を伝送できるHDMI®(High Definition Multimedia Interface、バージョン1.3以上)デジタル接続でドルビーTrueHDは伝送されます。ドルビーTrueHDで作成されたコンテンツは、イーサネットやUSB接続経由でも再生システムに伝送可能です。ドルビーTrueHDコンテンツは、イーサネットやUSB接続経由でも再生システムに伝送できます。
強力なメタデータ
ドルビーの強力なメタデータ・パラメータにより、コンテンツ制作者は、コンテンツが家庭でどのように再生されるかについてさまざまな点で制御できます。
ダイアローグ正規化(dialnorm)によって、ドルビーTrueHDをドルビーデジタルまたはドルビーデジタルプラスのプログラムと切り替えときに一定の音量に維持することができます。
ダイナミックレンジコントロールによって、全体の音質に影響を与えることなくピーク時の音量を下げることができます。深夜の視聴に最適です。
ダウンミックスは、オリジナルのマルチチャンネル音源からステレオ再生を行うことを可能にします。または、ステレオの"アーティスト・ミックス"を別個にドルビーTrueHDビットストリームに組み込むことも可能です。
3つの表現を、1つのビットストリームで
1つのドルビーTrueHDストリームに3つの異なるミックス(プレゼンテーション)を格納することができます。格納できるのは、7.1チャンネルのサラウンドミックス、5.1チャンネルのサラウンドミックス、2チャンネルの"アーティスト"ステレオミックスの3種類です。この機能により、どのような再生システムでも最適に聞こえるように制作者がそれぞれのミックスを調整することが可能になります。
アドバンスド96kHzアップサンプリング
映画のサウンドトラックやテレビ番組は、多くの場合48kHz(48k)のサンプリング周波数で収録されています。この収録過程で行われる48kアナログ/デジタル(A/D)変換に使用されるブリックウォールフィルターによって、プレリンギングと呼ばれるノイズが生じ、不自然で耳障りな音に聞こえます。
ドルビーTrueHDでは、このようなコンテンツでも、よりクリアで自然なサウンドを再生できるように、メリディアンオーディオ社が開発した市場で実績のある96kHz(96k)アップサンプリング処理を取り入れました。これにより、どのようなチャンネル構成でもブルーレイディスクのサウンドが大幅に改善されます。
収録過程で行われる48kHzのアナログ・デジタル(A/D)変換以降に発生するデジタルノイズをマスクする高度なアポダイジングフィルターを特長とするもので、96kアップサンプリング処理により再生音質の向上を実現します。
アップサンプリングは、ドルビーTrueHDエンコード処理の前に行われます。
ドルビーTrueHDでは、業務用エンコーダー・ソフトウェアでこのアップサンプリング処理を行うことによって、全てのブルーレイプレーヤーおよびA/Vレシーバーと互換性のあるコンテンツが作成することができます。。再生時にコンピューティング処理の負荷は発生しません。アップサンプリングによってファイルサイズとデータレートは増加しますが、ドルビーTrueHD専用に設計されたオプションのドルビーマッピング(ノイズシェーピング)機能によって、これらの増加を最小限に抑え、回避することができます。
コンテンツ制作者は、ご自身の裁量でアップサンプリング機能を使用することができます。(アップサンプリング機能のON/OFFは選択可能です。)このプロセスは、48kオーディオファイルを改善するために設計されたものであり、もともと96kの素材には必要ありません。
将来に向けての対応
ドルビーTrueHDは最大16チャンネルの音声をマスタークオリティで伝送可能で、将来のHDストリーミング・フォーマットにも対応できます。現在のブルーレイディスクでは、最大8チャンネルのフルレンンジ24ビット/96 kHz音声に対応、ステレオおよび5.1チャンネルでは最大24ビット/192 kHz解像度に対応しています。