ドルビーデジタルライブ

ドルビーデジタルライブ（Dolby Digital Live）でゲームの中へ

ゲーム体験が素晴らしいと、ゲームをプレイしているだけではなく、自分がゲームの一部であるように感じるものです。ドルビーデジタルライブ（Dolby Digital Live）を使用すると、5.1チャンネルのホームシアターシステムによってゲームオーディオをリアルタイムで再生できるため、これまでになく簡単にゲームと一体になったように感じることができます。ドルビーデジタルライブ（Dolby Digital Live）では、ゲームプレーヤーはサウンドに包み込まれ、ゲームのオーディオの詳細がリアルに伝わってきます。

リアルタイムのエンコード処理

ドルビーデジタルライブ（Dolby Digital Live）は、プレー中にPCまたはゲーム機器内で機能して、ゲームのオーディオエンジンの5.1チャンネルオーディオをドルビーデジタル（Dolby Digital）出力ビットストリームにエンコード処理します。これによって、オーディオが、AVアンプ、ホームシアターセット（HTiB）、および内蔵5.1スピーカーシステムを含むすべてのドルビーデジタル5.1（Dolby Digital 5.1）再生システムに対応できます。さらに、PCまたはゲーム機器のホームシアターへの接続が簡単になります。必要なものは、S/PDIFコネクター1つだけです。

リアルタイムのインタラクティブ機能を搭載したドルビーデジタルライブ（Dolby Digital Live）はゲームに最適です。オーディオキューや音響効果をゲーム開発者のサウンドデザインに忠実に再現する一方で、スクリーン上のアクションとスピーカーからのサウンドとの間に感じられる遅延はありません。

ゲームプレーヤーの聴覚に合わせて最適化

ドルビーデジタル（Dolby Digital）オーディオコーディング処理では、各チャンネルの音声スペクトルを、人間の聴覚の周波数選択のために最適化された狭周波数帯域に分割します。コーディング処理ノイズは、オーディオ信号の周波数コンポーネントによってマスクされ、またそれに近い周波数に維持されます。

チャンネルの効率的な使用

ドルビーデジタル（Dolby Digital）アルゴリズムは、使用可能なビットが共通ビットプールからチャンネル間にどのように配分されるかを分析します。たとえば、周波数の高いコンテンツがあるチャンネルは疎密なチャンネルよりも多くのデータを必要とします。また、1つのチャンネルでの強い音声は他のチャンネルのノイズに対してマスキングを提供することができます。

ゲームプレイ用の汎用性の高いオーディオ

ドルビーデジタル（Dolby Digital）コーディング処理では、周波数レンジが20 Hz～20 kHzで少なくとも20ビットのダイナミックレンジデジタルオーディオ信号を処理できます（低音効果[LFEチャンネル]は20～120 Hzを処理します）。32、44.1、および48 kHzのサンプルレートがサポートされています。5.1チャンネルのデータレートには、DVDビデオの規格である448 kbpsが含まれます。