• サウンドに包まれる

      • ホームシアターサウンドシステム

        完全な環境を作る

        オーディオは映画体験の50%を占めます。これが、サウンドシステムと部屋の音響特性があらゆる点でTVと同じくらい重要な理由です。

        良質な2チャンネルステレオによって、観客の目の前でサウンドが流れるようなホログラフィック空間を作り出します。従来の5.1および7.1チャンネルサラウンドサウンドは、観客を映像のアクションの世界に引き込みます。ドルビーアトモスは、「オブジェクト」とオーバーヘッドサウンドを使用することで、観客の周囲を流れるような移動するオーディオを生み出します。

        先進のサウンドバーの一部のモデルにはドルビーアトモスが搭載されており、従来のセットアップとは異なる方法によるものもあります。

        従来のサラウンドサウンドのセットアップ 

        一般的なホームシアターセットアップでは、5.1または7.1チャンネルのいずれかを使用します。5.1システムでは、左および右サラウンドスピーカーとともに、左、右、およびセンタースピーカーが正面に配置されています。 

        7.1システムでは、左および右リアサラウンドスピーカーが加わります。これらの指定の「.1」とは、一番低い音を出すサブウーファー(低音効果またはLFEスピーカーと呼ばれる)のことです。ドルビーのスピーカー配置ガイドには、配置に関する詳細がすべて記載されています。   

        ドルビーアトモスの配置

         ドルビーアトモスの配置は、従来の5.1および7.1チャンネルサラウンドサウンドの配置に相当します。また、ハイトスピーカーが追加されます。2つのハイトチャンネルを追加することで、5.1.2または7.1.2システムを実現できます。4つのハイトチャンネルを備えたドルビーアトモスシステムは、5.1.4または7.1.4に指定されています。 

        ハイトチャンネルを追加する基本的な方法は2つあります。1つ目は、2つまたは4つの天井スピーカーを使用することです。2つ目の方法は、床設置型かスタンド設置型の特殊なドルビーアトモス対応スピーカーを使用することです。配置の観点から、これらのスピーカーは左および右スピーカーと左および右サラウンドスピーカーの代わりとなります。 

        ガイドを見る    ドルビーアトモスのスピーカー配置ガイド   をご覧ください。

      • スピーカーの選択

        購入する前に検討しているスピーカーを聞くことに代わるものはありません。しかし、どこから始めたらよいでしょうか。

        市販されているスピーカーの数は何千もありますが、実際に店内に置いてある数はそれに比べて数台しかありません。その上、対照比較はあまり役に立たないことがほとんどです。その理由の1つは、ショールームでは自宅のリスニングエリアとは全く違って聞こえるためです。では、部屋の大きさから検討してみましょう。

        大きければ性能もよいと言えるでしょうか。

        一般的に、小型スピーカーは大きな部屋では大音量で再生されず、大型のフロアスタンディングモデルは小さい部屋では無駄になるだけです。

        スピーカーのサイズと品質に相関関係はなく、サイズと価格の間にもほとんどありません。小型スピーカーは非常に高品質のものが数多くあります(通常、それに応じて価格が設定されています)。部屋が狭いからといって、品質を犠牲にする必要はありません。

        自分自身で判断する

        次にヒントをいくつか示します。

        • 買い物をする前に予算を決めておきます。
        • ユーザーレビューを読んで、選択の幅を狭めます。
        • 自分のデモ資料を店に持って行きます。
        • よく知っているディスクや映画を選択します。

        音楽に精通していることが、スピーカー選びのカギとなります。自分のディスクを店で使用できない場合は、別の店に移動します。人によって聞こえ方はそれぞれ違うということを忘れないでください。自分の耳を信頼してください。

        スピーカー配置

        あらゆる構成に対するスピーカー配置に関する詳しい情報については、ドルビーのサラウンドサウンドスピーカー配置ガイドを参照してください。それぞれの利点と各スピーカーの役割について説明しています。

      • AVアンプ: 単体製品の組み合わせの要

        単体製品の組み合わせを選択した場合、AVアンプ(AVRとも呼ばれる)がコントロールセンターであり、電源でもあります。AVアンプには以下が統合されています。

        • オーディオ制御とビデオ制御、プロセッサー、入力、および出力を備えたプリアンプ
        • スピーカーを駆動するパワーアンプ
        • FM放送のラジオチューナー(AM放送および衛星放送に対応する場合もあります)

        ホームシアターシステムのすべてのコンポーネントはAVアンプに接続します。すべてのソースに対応できるように、複数のHDMI®入力およびその他の入力が十分あるものを選択してください。「正しいTVを選択する」の[Connections(接続)]タブをご覧ください。

        LPを再生している場合や、再生する予定がある場合は、レシーバーにフォノ入力があることを確認してください。フォノ入力がない場合は、補助入力に接続する別売りのフォノプリアンプが必要になります(約150ドル~)。

        電力供給量はどれくらいか

        簡単に答えると「購入できる分の電力」です。チャンネルごとに最低50~80ワットのものをお求めください。

        電力は、少なすぎることはあっても多すぎることはありません。パワー不足のアンプでは、音量が大きすぎるとスピーカー、特に高域ドライバが損傷する可能性があります。スピーカーの電力定格を確認し、それ以下のものは避けてください。必要と思われる電力よりも多くの電力を供給するものを購入することが得策です。

        詳細については、このページの[Buying Tips(ご購入のためのヒント)]タブの電力定格を参照してください。

        ルームキャリブレーション

        現在、ほぼすべてのAVアンプには、スピーカー配置を微調整するためのルームキャリブレーション機能が搭載されています。この機能では、通常付属しているマイクと自動生成されるテストトーンを使用します。レシーバーの値段が高ければ高いほど、より優れたキャリブレーション回路を備えている可能性は高くなります。

        その他の機能

        多くの追加機能は、体験の質を向上させ、柔軟性を設定することができます。次でその一部を紹介します。

      • 最初のステップ: マニュアルを確認する

        AVアンプの取扱説明書は、製品そのものよりも複雑に感じるかもしれませんが、購入前にいくつかの説明書を読んでおくと、適切な製品を選択して、後で時間を大幅に節約できます。多くのメーカーのマニュアルはWebで見ることができます。今では最も先進的なサウンドバーは、ドルビーアトモス処理により、3次元に動きまわるオーディオを提供します。

        別々のコンポーネント

        別々のコンポーネント、特にパワーアンプやプリアンプは、AVアンプの代わりに使用できます。メリットは次のとおりです。

        • 柔軟性—特にチャンネルの追加など、より簡単に拡張することが可能
        • 大きな部屋で重要な電源能力
        • より良い総合的なパフォーマンスの可能性

        別々のコンポーネントの使用には、次のようなデメリットがあります。

        • スペースの要件
        • 配置の複雑性
        • 費用

        ホームシアターセットシステム

        この事前構成されているシステムには、多くのメリットがあります。

        • より単純な選択
        • やや簡単なセットアップ
        • ほとんどの場合で小さな部屋の優れたオプション

        デメリットは次のとおりです。

        • 品質とサイズが価格に直接関係することが多い
        • アップグレードが難しい場合がある
        • フリーサイズのシステムは、一部の部屋には適さない場合がある

        サウンドバー

        サウンドバーは、個別のスピーカーの代わりとして使用できる、急速に普及しつつある製品で、室内に設置しやすい設計です。多数のモデルでは、マルチスピーカー設置のサウンドを刺激し、サウンドバーを確かなホームシアターにする「仮想サラウンド」を提供しています。

        メリットと考慮事項:

        • スペースの有効活用、簡単な取り付け
        • TVの内蔵スピーカーにおける大きな改善
        • ほとんどの場合はアンプ内蔵で、AVアンプの代用が可能
        • とても小さな「スイートスポット」に限定されるサラウンド効果

        今日では多数の主要メーカーがサウンドバーを設計しているため、将来に向けて大きな進歩が期待できます。

        1つのメーカーのスピーカー

        納得のいくサラウンド効果を生み出すために、スピーカーには同様の「サウンドシグネチャー」が必要です。すべて同じメーカーのスピーカーを選ぶと、一貫性を確実に保つことができます。

        現在、主要メーカーのほとんどは、別々のスピーカーを見つける手間が省けるように、事前に適合が確認されたホームシアターセットを提供しています。

        ステレオ録音からのマルチチャンネル再生

        ドルビープロロジックII(またはIIxかIIz)などの多くのレシーバーでは、以下のどのステレオソースからでもサラウンドサウンドを生み出すことができます。

        • LPレコード盤
        • CDs
        • ビデオカセット

        効果は変わりますが、特定のライブ録画ではドラマチックな広がりを感じられることでしょう。 レシーバーにミュージックモードやムービーモードが提供されている場合は、これらのモードを使用して視聴します。

        MP3: 期待し過ぎてはいけない

        不思議なことに、通勤時などにイヤフォンを通して素晴らしいサウンドを聞くことができるMP3の録音音源は、特に音量を大きくしたときのホームシアターではきれいに聞こえません。MP3ファイルは高度に圧縮されており、高域情報と低域情報の両方が失われます。高品質システムでは、話し声、CD、DVDなどと比較して、すぐに違いが聞き取れます。

        出力定格

        レシーバーとアンプの定格は、チャンネルあたりのワット数で示されます。AVアンプの標準的な仕様は「100 W × 5」です。これは、5つのチャンネルそれぞれが100ワットを供給できることを意味します。

        すべてのチャンネルが同時に100ワットを供給できることが理想ですが、これは最高級のモデルや個別のパワーアンプがある場合に限ります。

        日常生活で使用する分には、それほど問題ではありません。映画のサウンドトラックや音楽を聴いているときに、5つすべてのチャンネルが同時にピークレベルに達することはめったにありません。

        ほとんどのスピーカーでは、わずかな入力ワットでかなり大きな音を再生できますが、銃声のようなサウンドには、ピークを処理するための追加の出力が必要です。

        サウンドレベルで3デシベル(dB)増加するごとに(聞き取れる最小の増加)、出力を倍増させる必要があります。85~105 dBのサウンドの変化は、ほんの一瞬でも、簡単に1~100ワットになることがあります。